駅にはドラマがある 鶴見線海芝浦駅

駅にはドラマがある その3 鶴見線海芝浦駅

「わたしは駅が好き。ドラマがありますもん。」
この言葉、小生の琴線に触れました。

 

今回は鶴見線海芝浦駅。

 

 

皆さん、御存じでしょうか?
何となく、わかるけど、やっぱ、わからねえ〜という感じでは?

 

先ず、ざっと説明しますね。

 

鶴見線は横浜市の鶴見駅から、海芝浦駅・大川駅・扇町駅への3方向を走る
全長9.7kmの短い鉄道路線です。
横浜市と川崎市にまたがる東京湾の埋立地・京浜工業地帯を走る鶴見線は全13駅。
生意気に東京地区の電車特定区間(E電)の路線の一つなんですよ(失礼しました)。

 

鶴見線は首都圏にありながらレトロで味わいのある駅舎や、まるで秘境のような景色が
楽しめるスポットがいっぱいで、結構人気があるんですって。

 

海芝浦駅は海芝浦支線の終点駅です。

 

小生、数年前に訪れましたが、経験したことのないドラマがありました。

 

11時12分
徒歩で鶴見線海芝浦支線の新芝浦駅着。
なんと、海の上にある。

 

海芝浦行の電車を待つ。

 

工場の合間の運河を気持ちよさそうに釣り船がゆく。
芝浦風の風景である。

 

電車は11時39分発予定。のんびり潮風に吹かれていたら、
眠くなってきて、ホームで大の字になって寝てしまった。
京浜工業地帯の真ん中で昼寝。スケールが大きいなあ。

 

11時39分
海芝浦行3両編成の電車がやってきた。
静かな近代化された車両である。
昔のイメージは汚い古い茶色のリベット打ちの電車である。

 

新芝浦駅から海芝浦駅間は海と運河のすぐそばを走るので車窓の景色が抜群。

 

11時43分
海芝浦駅着。
海芝浦駅の大きな特徴のひとつとして“改札がない”ということ。
要するに外に出ることができない駅なんす。
駅は東芝の工場が直結しており、関係者以外はそこに入ることができることがないため
一般の乗客は外に出ることができないということになる。困ったあ〜。

 

どんまい!外には出られないけんどが、駅構内には「海芝公園」という公園がある。

 

ここで、前方に拡がる海を見る。
美しい橋が見える。鶴見つばさ橋である。
その橋の両端にJFE工場と東京ガス工場がある。

 

海がきれいだな。しばらく、ぼんやり海を見ていた。
平和な国・日本。幸せな人・折乃笠って感じかな?

 

皆さん、是非一度、海芝浦駅を訪れてみてください。

 

ホームの目の前には海が広がり東京湾が一望でき、「関東の駅百選」に認定され、
鉄道ファンならずとも人気の駅です。

 

海を目の前にしてゆったりとした時間を過ごせますよ。

 

海芝浦駅は、「ドラマ」を観る所のではなく、「ドラマ」を自分で創る所なんです。

 

「わたしは駅が好き。ドラマがありますもん。」

 

2021年9月28 日投稿
人生応援ブログ

 

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