まっさんの鉄道の旅

【ゲスト】 まっさんの鉄道の旅

 

御挨拶

まっさんです。
旅と鉄道をこよなく愛し、42年間鉄道業界一筋に過ごして参りました。
私は鉄道は乗り鉄が好きですので、それをここでご紹介したいと思います。

 

折乃笠談
まっさんは、折乃笠の小中学校の同級生です。
その時のあだ名は、まっしん(増信)でしたね。
何事にも一生懸命で、純粋な少年でした。

 

1.はじめに

若い頃鉄道に関心がなかったけど、年齢を重ねて鉄オタになる人は居る。
今日友達になって戴いた中学の友達もその一人。
その友達のブログが面白かったので、ちょっと趣向を変えて真似させて戴く。

 

(写真はイメージで、イギリスのバージントレイン・・・メイドイン日立♪)

 

2.青春18きっぷの旅

去年の初春に、山陰線周りで博多まで普通・快速列車で行った話をしよう。

 

早朝東海道線川崎からスタートし、熱海・興津・浜松・豊橋・大垣・米原と乗り継ぎ、
夕刻にこの日の目的地大阪に着いた。

東海道線はさすが日本を代表する幹線だけあって、どの駅でも接続がいい。
JR東海区間の電車は、豊橋を境に東側はロングシート仕様の静岡車両所の車、
西側が大垣車両所の車を使用し、大垣の車は転換クロスシートで進行方向を向くので、
旅情を味わえる。

豊橋始発の電車は新快速大垣行・乗り換えて快速米原行で、米原から大阪まで
新快速姫路行で特急に劣らぬ俊足を味わった。

大阪ではハーレー仲間の店で夕食を戴き、そのあと近くの行きつけのカラオケスナックで
飲めや歌えや。

 

2日目3日目は、大阪から篠山口・福知山・豊岡・浜坂・鳥取・米子乗り換えで益田まで。
尼崎から福知山線に入るとあの脱線崩壊現場で徐行運転をしていた。
かつて俺はここを、会社の視察で訪れた事がある。
山陰線豊岡からディーゼル気動車になり、旅情感が一層増える。
2泊目の鳥取では、美味しい居酒屋に入る事が出来た。
翌日鳥取から米子まで普通列車で、米子から益田まで快速列車に乗った。

 

4日目5日目は、益田から東萩・長門市・小串(こぐし)・下関・門司・黒崎・直方乗り換えて
最終目的地の博多へ向かう。

益田〜小串間は山陰線でも最も過疎区間で東萩では2時間半、長門市でも1時間半を要し、
東萩では観光した。

(気合の入ったガン見の猫の写真は、萩の城下町)
この日は、下関で1泊・・・

 

翌日下関をスタートし、直方で昼食をとる。
(直方は、元大関魁皇の地元)
直方からラストスパートの快速列車で博多へ向かいゴール。
旅のオーラスとして、ハーレー仲間の女性と屋台で1杯。
うまい酒だったのは、言うまでもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.韓国編

まず明洞で泊まったホテル近くの食堂でソルロンタンを食ったが、うまかったのでメシを
お代わりしてしまった??

乗車区間は単純でソウル←→大田間のみだが、この時は旧正月前で直前の列車の指定席乗車券が確保出来ず、1時間後の釜山行ITXセマウル号の一般席を確保した。
(因みに言葉はあまり喋れないが、ハングルは読める)
かえりは、KTXの特室(1等乗車券)を買った。

 

行きはこまめに龍山・水原・平澤などに停まりながら目的地の大田(テジョン)で降り、
街を散策した。

そして駅前の食堂で昼食にするけど、ハングルメニューを見てレ点を入れて注文する。

 

かえりはKTX高速列車の特室で、優雅にソウルへ戻る。
今は消滅したけど、去年まではKTXの仁川空港行も存在していた。
韓国にも駅弁があって、数年前に中央線の列車でプルコギ弁当を食ったが、ゲロマズ
だった??

 

ほんの行って来いの韓国乗り鉄だったけど、観光をしなくなった俺には、暇潰しには面白かった????

 

 

 

 

 

 

 

4.勤務遅刻

定年前々にいた職場の時の話。
独身のときには風呂なしアパートに住み、職場まで歩いて10分ほどだった。
それで遅刻するなら、まだいい方かも。
鉄道業界という職場は、新橋霞ヶ関大手町で勤めているような定時制のサラリーマンと違い、勤務時間は毎日不規則が普通。
乗務員ともなると、駅員の時より輪をかけて不規則になる。
次の日が6時代からの早番で、前日何らかで帰宅が遅くなるのが判っていたので、職場の予備ベッドで寝かせて貰う事にした。
ここで油断したのか、安心して目覚まし時計も用意せずに寝た。
そして翌朝予備勤務の後輩に起こされ、腕時計を見たら乗務3分前で遅刻決定。
通常、乗務20分前には仕業表と乗務員手帳を備えて、上司に整体して乗務点呼をとらなければならない。
制服に着替えて1階の職場へ行って、上司に平謝りというマヌケな遅刻であった。

 

(当時、この電車にも乗務していた)

 

5.土讃線を走る アンパンマン列車

テレビの「礼二」・「友近」の妄想列車の旅を見ていた。
俺が乗り鉄である事は皆さんご存知だろうけど、画像の特急列車、
例えば小さい子と一緒に乗るならいいけど、俺一人で乗るのは辛いなぁ。
想像してみて。
子供や女性が乗るならいいよ。
でも大のサラリーマンや俺みたいに棺桶に入るまで暇という初老男が、
アンパンマンが描かれた座席に座っている姿は、かなりマヌケだろう。
四国へ行ったなら、この特急列車だけは避けないとなぁ。

 

 

6.成田〜成東乗り鉄

JR東の休日パスを使って、日帰り乗り鉄を楽しんだ。
川崎から上野東京ライン〜常磐線快速〜成田線〜総武線(東金)〜東金線〜外房線
 〜総武快速線と乗り継いだ。

休日はターミネーターを動かしても渋滞だらけなので、今日は乗り鉄で楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

7.仙台へ乗り鉄

朝起きたら乗り鉄の3文字が浮かび、ソッコー支度して川崎から上野東京ラインに乗った。
川崎駅で電車を待っていたら、上りのサンライズ出雲瀬戸号が軽やかに通過していた。
目的地は、杜の都仙台。
新幹線で行けば早いが、旅情を楽しむ俺は、常磐線特急ひたち3号に乗った。
首都圏側では複々線だけど、いわきを過ぎて四ツ倉を過ぎると、輸送料がグッと減り、
単線になる。

富岡駅前は原発の影響で民家こそあるが、海側はただの更地。
また駒ヶ嶺〜浜吉田間は津波の被害がひどく、奥地に土地を確保して高架線を敷設
している。

そして岩沼手前で再び東北線と合流し、仙台に着いた。
このあとは単純に新幹線はやぶさ24号に乗って帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.房総1周 乗り鉄

チョロっと乗り鉄で、房総1周した。

外房線の上総一ノ宮から勝浦・鴨川・館山・浜金谷周りの木更津行に乗って、
木更津で帰りの横須賀線を待っているが、結構長い乗車時間だったし、
2両編成だからそこそこ混んでいた。

 

電車が来るまで、25分待たなきゃ・・・

 

 

 

 

9.長野1周 乗り鉄

今日も乗り鉄。
特急あずさ13号→しなの9号→??臨時かがやき532号。
(臨時のかがやき号は、西日本の車両だった)
日帰りなので、全部優等列車。

 

 

 

 

 

 

10.大阪 乗り鉄

大阪のハーレー仲間にやっと会える運びなので、
新幹線と近鉄特急”ひのとり”に乗って大阪入りした。
”ひのとり”はもちろん最前列を陣取り、全面展望を楽しんだ

 

 

 

 

 

11.宇都宮へ乗り鉄

密集を避けながら、今日は宇都宮まで乗り鉄。
新川崎から湘南新宿ラインで栗橋まで乗り、栗橋から東武線で宇都宮まで乗った。
あとは宇都宮から湘南新宿ラインの快速逗子行で、武蔵小杉まで戻るという、単純な乗り鉄。

 

湘南新宿ライン、普通小金井行

基本編成が国府津車・付属編成が小山車

新川崎にて

 

205系の黒磯行

時期に新車が導入されて、この電車は廃車になる

 

標高300mちょっとの大平山

中学1年の遠足で、この山に登った

 

湘南新宿ライン、快速逗子行

宇都宮にて

 

各停宇都宮行 栗橋にて

かつてはこれ、東京メトロ日比谷線に乗り入れて、中目黒まで来ていた

 

同じく205系の日光行

 

 

 

 

12.酒田へ乗り鉄

雪景色を求めて (1)

連泊で旅が出来なくなったストレスがあって1泊で
雪景色を求めて、山形県酒田に来た。
酒田は、暖かい。
積雪なんだけど、雪は全行程降ってない。
今までの日本海側の悪天候は、何だったんだろうなぁ・・・

 

土日に使えるJR東日本の週末パス

 

つばさ113号で新庄へ向かう

 

陸羽西線の酒田行を待っていたら

この「とれいゆつばさ号」が入線した

 

鳴子温泉発の普通列車・酒田行

 

酒田着

 

いつものように、ここ武蔵小杉からスタート

 

昼メシ用の駅弁

 

奥羽線各停・秋田行

 

 

鳥海山

 

酒田に着いて、駅前のホテルに落ち着いた

 

雪景色を求めて (2)

ここ酒田で、良さげな居酒屋を見つけた。
鶴岡の地酒を合わせて、3点盛りと比内地鶏の
きりたんぽを注文した。

 

 

 

 

 

雪景色を求めて (3)

ゆうべは居酒屋で酔いが回ってしまい、そのままホテルへ
戻って寝るも午前1時前に目覚め、ラジオをかけたら伝説の
番組・オールナイトニッポンが始まった。
テーマ音楽のビタースィートサンバは、俺が中学の時に聞いて
以来変わってない。

 

今朝起きたら、酒田は雨が降っていた。
雪景色を見たくても、情緒もヘッタクレもない。
新潟へ向かうのに適当な特急列車がなかったので、
仕方なく村上乗換各停で新潟まで行き、
新幹線とき324号で戻る。

 

これにて、雪景色乗り鉄は終わり。

 

各停・村上行 酒田駅にて

 

冬の日本海

 

新潟平野の雪景色で、

もちろん雪が降っている

 

新潟駅にて

 

村上行車内

 

各停・新潟行 村上駅にて

 

新潟駅前 東口

 

 

新幹線E7系 とき324号東京行

 

 

13.銚子へ乗り鉄

銚子まで乗り鉄しに来た。
銚子電鉄の袖山さん、今日も元気に車掌をしていたけど、
アメリカ人の接客に困っていたようだったので、ちょっと助けて差し上げた。
因みにそのアメリカ人とつたない英会話をしたところ、サンフランシスコから
来たといい、外川へ行ってネットカフェへ行きたいけど知ってるか?
と聞かれ、ノーとだけいい、「もう知らねーよ、英語で喋るの面倒臭せー
から好きにやってくれ」と心で語ったよ。
ちょうど新人さんが入社し、袖山さんが指導車掌をしていた傍らに、
3人で会話させて戴いた。
ちょっと寒かったけど、いい1日だったな。

 

東京から乗って来たしおさい3号 銚子駅

 

銚子電鉄 外川行

 

男性車掌は新人さんで、袖山さんが指導

俺が元同業という事でスマホを向けたら、

敬礼してくれたよ

 

 

銚子駅

 

乗車券発売中の袖山さん

 

銚電ラーメン

袖山さん、今日も元気だった♪

 

14.奥の細道乗り鉄

1日目 武蔵小杉〜鳴子温泉

久し振りの乗り鉄なもんで、朝4:20に目覚めた。

 

旅のスタートは横須賀線・湘南新宿ラインの武蔵小杉で、ゴールも同じ。
先ず品川へ向い、品川発の常磐線経由・特急ひたち3号で仙台へ向う。
新幹線を使うと宿に早く着いちゃうので、ひたち3号をチョイスした。
今回もいつものコースで、奥の細道乗り鉄という事で、
途中鳴子温泉と新潟でそれぞれ1泊する。

 

松尾芭蕉の俳句のひとつに、
(さみだれを あつめて早し 最上川)
なんてのがあるが、その最上川沿いの陸羽西線はトンネル工事で、
代替バスになってしまった。

 

仙台・小牛田乗換で今宵の宿がある鳴子温泉駅で降りて、
大江戸温泉ホテルますやに落ち着き、硫黄泉のお湯に浸かった。
料金が安くて、バイキングの品数がダントツに多いので、一人旅には重宝する宿だ。
後程夕食の画像を、追加でアップしとこう。

 

品川駅常磐線ホーム

常磐線の上野東京ラインと、ひたち号・

ときわ号が品川始発だから

特急ひたち3号仙台行

ダイヤ改正前は上野始発だったが

改正後からここ品川始発になった

 

四ツ倉〜久ノ浜間で見える太平洋

品川で買った駅弁

旅のお供はこれだね

 

原ノ町では普通列車の運用が分かれ、

首都圏まで網羅する手前の勝田車両所の

交直流電車と、

奥が原ノ町以北で走る仙台車両所の交流電車

仙台に到着し、普通小牛田行に乗り換え

 

古川で、15分の時間調整

鳴子温泉駅に到着

ホームに降りると、硫黄の匂いが漂う

センス悪いけど、充分なご馳走??

 

2日目 鳴子温泉〜新潟

陸羽東線で新庄へ向い、陸羽西線はトンネル補修工事の影響で
2年間の運休に入り、代替バスに乗って余目を目指した。

 

最上川付近は大雨でたいしたインパクトはなかったが、
陸羽西線の駅付近を走ると、生活感を感じられる。

 

余目の食堂では食う時間がないため、パックに炒飯を
入れて持ち帰り、羽越線の車内で頬張った。

 

村上乗換で夕刻新潟に着いて、今日の更新もせず飲みに出歩いた。
という訳で、明日はもう帰り

 

いいたたずまいだ

鳴子温泉発車後の鳴子温泉付近と鬼首の景色

 

陸羽西線がトンネル補修工事で、運休中

この代替バスで、余目へ向った

新庄駅前ロータリーにて

普通村上行 余目駅にて

 


新潟経由長岡行 村上駅にて

新潟に着いた

 

3日目 新潟〜武蔵小杉

旅の最終日。
新潟は涼しかったが、乗り換えの高崎は暑い。

 

普通なら東京あたりで乗り換えるが、時間が余っているので
を高崎で乗り換えて、始発の湘南新宿ラインで帰路についている。

 

今回は痛風を用心してビールなどを飲まず、焼酎オンリーで過ごしたので、
足の痛みはなかった。
ハーレー仲間の千葉ちゃんの出身地・鳴子温泉名物のシソ揚げを、
今夜焼酎とともに戴こう。

 

今回の旅レポ、これにて終わり。

 

とき318号東京行

時間があったので、ここ高崎から始発の

湘南新宿ラインのグリーン車に乗って

帰路についている

 

 
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