飯田線の旅 195.7km 94駅

195.7km 94駅 飯田線の旅

 

1.はじめに

 

兼ねてより念願だった飯田線の旅がいよいよ実現できました。

 

目的は
1.飯田線(辰野〜豊橋)の鉄道の旅を楽しむ
2.中央本線(大月〜辰野)と東海道本線(豊橋〜藤枝)の鉄道の旅を楽しむ
3.藤枝にて小中学校の同級生と50年ぶりに再会
4.帰りは飲鉄を楽しむ
5.近い将来の「稚内〜鹿児島の普通列車の旅」の練習

 

2.飯田線紹介

 

飯田線は長野県辰野駅から出発して静岡県内陸部を通り、愛知県豊橋駅を結ぶ
全長195.7kmの長大なローカル線です。

 

路線は概ね天竜川に沿って敷かれ、車窓からは中央アルプスや南アルプスの山々や、
伊那谷の田園風景、天竜川の渓谷等を楽しむことができます。

 

是非、訪れたい路線ですよ。

 

 

3.大月〜上諏訪〜辰野〜伊奈新町

 

6時54分大月駅発。旅の開始、とてもワクワクしています。
中央本線の見慣れた景色も季節によって異なり飽きることがありません。
紅葉が始まり、赤、黄、茶色がとても綺麗です。
甲府を過ぎると南アルプス (甘利山、鳳凰三山など)が見えてきます。
上諏訪で下車しお弁当買って、辰野行に乗り換えました。

 

 

 

 

計画では、この列車が豊橋行きの直通電車なのですが、辰野の先の鉄橋が
8月の台風で破断してしまい、復旧工事のため現在は辰野〜伊那新町まで
バスの代行輸送となっています。(本件、ジョルダン情報には無く知らなかった。)
まっ バスも良し、久しぶりに日野セレガに乗れて、素晴らしい乗り心地と静寂性を
味わえたので満足です。

 

 

 

 

4.伊奈新町〜天竜峡

 

西には南駒ケ岳、空木岳、越百山などの峰々が目前にせまる中央アルプス、
東には仙丈岳から赤石岳まで、3000メートル級の峰が連なる南アルプス。
あたかもスイスにいるような魅力的景観が素晴らしいです。
お弁当「諏訪弁ほいじゃね」と温泉卵も最高です。
素晴らしい景色の中で美味しい食事。幸せだなあ〜。

 

 

 

 

5.天竜峡散策

 

天竜峡駅で乗り換え時間が1時間できたので、天竜峡を散策しました。(バス代行のおかげ)
渓谷川下りの船が行きます。良いですね〜。
ポカポカの陽気の中、高台の公園の木のベンチに座り、天竜川を見下ろしています。
やっぱ、旅は良いなあ〜と実感します。

 

 

 

 

6.天竜渓〜豊橋

 

ここからは秘境の中を天竜川に沿って走ります。
路線の特徴は、駅間距離がとても短いのが特徴で、平均駅間距離は約2.1kmと
大都市の市街地路線並みであり、走るとすぐ駅という感じです。
なんで、こんな山奥に駅が?なんて思うところがいっぱいありました。
また、急カーブや急勾配も多く見られ、超低速運転でした。
大きな草が路線までせり出していて、そこを列車がかき分けて走っています。
駅間が短い路線ながらもトンネルが多く、トンネルを出ると絶景が現れる感じで
メリハリの多い車窓です。
正直、この様な路線は初めての経験でした。よくぞ、線路をひいたなという感じです。

 

 

 

7.豊橋〜浜松〜藤枝

 

東海道本線は鉄道の大動脈ですね。
久々に乗った車両は洗練されていました。
乗り継いで約2時間藤枝駅に20時10分に到着しました。
約13時間の鉄道の旅でした。
予定よりも2時間遅れになってしまいましたが、日野のバスにも乗れたし、
天竜峡を散策できたし良しとしましょう。
東横インに荷物を置き、タクシーで旧友の家へ。

 

 

 

8.小中学校の同級生と50年ぶりに再会 (詳細は次ブログで)

 

 

藤枝の旧友(左)の家では、大歓待をしていただきました。
もう一人の旧友(真ん中)は、ハーレーダビットソンで川崎からやってきました。
中学校時代の写真を編集してテレビに写してくれて、それを肴に時間はあっという間に12時を過ぎてしまいました。
再会を約束してお開きに。

 

9、飲み鉄の旅

 

いやあ〜飲みました、食べました。連続9時間。
これぞ、飲み鉄の旅です。
行きの真面目な乗り鉄とは、また違った景色が見られました。

 

1)豊橋〜飯田 特急ワイドビュー伊那路1号

 

 

十勝チーズ&ジャガビー3種彩り

 

 

2)飯田〜伊那新町 普通列車

 

 

たこ焼き ポテトクリーム&醤油ネギ

 

 

3)伊那新町〜辰野 日野セレガ

 

 

 

 

4)辰野〜岡谷 普通列車

 

 

レーズン入りチョコレート

 

 

5)岡谷〜大月 特急あずさ84号

 

 

ファミチキ&ポテト&ジャンボフランク

 

ウイスキー完飲

 

10.おわりに

 

久々の鉄道の旅、たいへん濃い2日間でした。
飯田線の景色は素晴らしかった。
皆さん、是非お勧めします。
春夏秋冬、それぞれに景色を楽しめると思いますよ。

 

小生、長時間の普通列車の乗車は、特に疲れることもなく、車窓の景色のみで
時間が経つのも忘れるほどでした。
これならば、「稚内〜鹿児島の普通列車の旅」約一週間乗りっぱなしに
耐えれるかな・・・ もう少し練習が必要ですね。

 

編集後記 次の日とっても疲れていました。飲み疲れかもしれません(笑)。

 

 
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